1. HOME >
  2. 協会案内
協会案内

協会沿革

Photo

ヘッドランド群の整備により海岸侵食対策を行った事例。
(鹿島灘/茨城県)

わが国は、四方を海に囲まれ、海岸線の総延長は35,000kmもあります。この沿岸部には人口と産業が集中し、様々な社会経済活動が行われています。また海は豊かな資源を与えてくれる反面、陸と海との接点である海岸は高潮、津波、波浪等の脅威に常にさらされてきました。

特に昭和20年代には、大型台風が相次いで襲来し、各地に甚大な被害をもたらし、防災面から海岸保全施設の整備が叫ばれました。このため、昭和31年には海岸法が制定され、高潮、津波、波浪等の海岸災害から、国土を保全するための「防護」を重点とした海岸事業が各地で実施されてきました。

また近年になってから海洋性レクリエーションの需要、環境意識の高まりから、多くの国民が海岸に関心を持つようになり、良好な海岸環境の創出が大きな課題となってまいりました。
こうした背景から、平成11年には海岸法が改正され、従来の「防護」に、新たに「環境の保全」と「適正な利用」を加えた3つの目的に向かって、総合的に調和のとれた海岸保全へと転換していくことになりました。

また、平成23年3月東日本大震災における津波による甚大な被害を契機に切迫する南海トラフ地震等に備えた海岸における防災・減災対策の強化、海岸保全施設の老朽化への早急な対策等のため平成26年6月(平成11年以来15年ぶり)海岸法が改正されました。

全国海岸協会は、海岸の保全、利用、環境整備等に関する方策を考究するとともに、海岸に関する知識の普及、海岸事業の推進を図ることにより、国土の保全と公共の福祉の増進に寄与することを目的とし、平成20年12月に施行された「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」をもとに設立された一般社団法人であります。

当協会の前身は、海岸保全事業の立法化等を求めて、昭和25年11月6日に発足した全国海岸堤防修築促進期成同盟会であり、その後、昭和31年3月16日に全国海岸協会と改称し、それまで任意団体であった協会を海岸の重要性により、組織をより強化して、積極的な運動を展開するため、昭和44年8月5日に社団法人全国海岸協会の設立認可を受け、これまで積極的に海岸事業の推進、活動を展開してまいりました。

公益法人の移行に関しまして、当協会は、平成26年3月20日内閣総理大臣から移行の認可を受け、平成26年4月1日をもちまして特例民法法人としての社団法人全国海岸協会から一般社団法人全国海岸協会に移行いたし、新たな一歩を踏み出すことになりました。

今後とも多数の国民のニーズに対応すべく、会員並びに地域の皆様のご支援をいただきながら、幅広い活動を展開してまいります。

協会概要

目的

当協会は、次の目的に向かって諸活動を実施しております。
国民が安全で、快適な海岸環境の活用ができるよう、

海岸の保全、利用、環境整備等の方策の研究
海岸に関する知識の普及
海岸事業の推進

を図ることにより、うるおいとやすらぎのある海岸を創出し、国土の保全と公共の福祉に寄与することを目的としております。

事業内容

当協会は、主に以下の事業を行っています。

海岸の保全、利用、環境整備等の方策の研究
質の高い安全な海岸整備の実現に向け、海岸に関する情報収集・調査研究を推進しています。
海岸に関する知識の普及
海岸事業の重要性と事業促進について広く理解を得るための広報活動を行っています。
◆海岸愛護月間
主催:国土交通省、都道府県、市町村
快適でうるおいのある海岸環境を積極的に創出し、国民一人一人が海岸に親しみを持ち、海岸について理解と関心を深めていただくとともに、海岸愛護思想の普及・啓発に努めることとして、昭和47年度から毎年7月の1ヶ月間を「海岸愛護月間」と定め、各種行事を展開しております。 当協会も協賛の立場で海岸愛護のPRポスターを作成配布し、各種愛護用品を配付するなど、海岸愛護の意識の高揚・啓発に努めています。
◆海岸愛護写真コンクール
主催:一般社団法人 全国海岸協会
海岸愛護写真コンクールは、国土交通省の後援を経て、昭和61年度から実施しております。毎年8月から11月中旬まで同写真コンクールの募集を行い、第一次審査、第二次審査を経て国土交通大臣賞等の入賞作品を決定しています。
「海岸愛護写真コンクール入賞写真集」を作成し、関係団体等に広く配布し、海岸愛護思想の普及・啓発のための広報活動を行っています。また、入賞作品の「展示用パネル」を作成し、協会主催の行事や国土交通省、なぎさシンポジウム会場等に展示し、海岸愛護思想の普及・啓発活動を行うとともに、多くの方々にご鑑賞いただいております。
海岸事業の推進
海岸に関するセミナー・シンポジウム等の開催など、海岸事業の推進活動を行っています。
◆海岸セミナー
主催:全国海岸協会
海岸関係業務を担当する実務者に対し、海岸に関する必要な施業や実務的な知識を取得することにより、実務者の資質の向上を図るとともに、海岸関係事業等の推進・充実を図ることを目的に実施します。
◆海岸シンポジウム
主催:全国海岸事業促進連合協議会
当協会がその構成員の一員になっている全国海岸事業促進連合協議会が主催者となって、海岸事業を所管している農林水産省、水産庁、国土交通省の後援のもとに、平成9年度から毎年秋頃シンポジウムを開催しております。
◆全国なぎさシンポジウム
主催:全国なぎさシンポジウム実行委員会
全国なぎさシンポジウムは、人と海とのより良い関係を築くため、人と海の接点である「なぎさ」をテーマに意見交換を行い、その役割と大切さを再認識することを目的に、昭和63年から各都道府県が毎年持ち回りで開催し、同シンポジウムの後援を行っております。
海岸功労者の表彰
海岸事業の推進、海岸の水防活動、海岸愛護、海岸事業に関する調査研究等の活動で、特に功労のあった団体・個人を、毎年定時総会において表彰しております。
書籍・雑誌及び機関紙の発行
◆書籍
海岸に関する技術、法令制度等に関する図書を出版して、ご活用いただいております。
◆雑誌「海岸」及び機関紙「海岸」
雑誌「海岸」は、海岸行政、海岸事業の課題を特集しております。
機関誌「海岸」は、会員との情報交換を進めるために発行しております。

会員

会員は、当協会の目的に賛同する団体及び事業を賛助して入会された団体並びに学識経験者等

正会員 (目的に賛同する地方公共団体及び海岸保全事業団体)
賛助会員(事業を賛助する団体)
名誉会員(学識経験者等)

から構成されています。

事務局

事務局長、
一般職員 計2名

東京都港区西新橋2-8-17 平家ビル4階

一般社団法人全国海岸協会TEL:03-3595-6633お問い合わせ

アクセスマップ


より大きな地図で 一般社団法人全国海岸協会 を表示

都営三田線内幸町駅 A3出口より徒歩6分
JR新橋駅 烏森口出口より徒歩8分

各省庁

国土交通省 http://www.mlit.go.jp/
国土交通省水管理・国土保全局 http://www.mlit.go.jp/river/index.html
国土交通省港湾局 http://www.mlit.go.jp/kowan/index.html
農林水産省 http://www.maff.go.jp/
農林水産省水産庁 http://www.jfa.maff.go.jp/

公益法人等

(公社)日本河川協会 http://www.japanriver.or.jp/
(公社)全国防災協会 http://www.zenkokubousai.or.jp/
(一社)全国治水砂防協会 http://www.sabo.or.jp/
(一社)水底質浄化技術協会 http://www4.ocn.ne.jp/~tjk/
(公社)日本港湾協会 http://www.phaj.or.jp/
(公社)全国漁港漁場協会 http://www.gyokou.or.jp/
全国土地改良事業団体連合会 http://www.inakajin.or.jp/
  • 行事情報
  • 定時総会のご案内
  • 海岸功労者表彰
  • 海岸セミナー・シンポジウム等のご案内
  • 海岸愛護月間・海岸愛護写真コンクール
  • 出版物について
  • 出版図書
  • 雑誌「海岸」
  • 協会のご案内
  • 公開資料
  • 協会案内
  • アクセスマップ
  • お問い合わせ